兎聲舎時事 Toseisha News

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Sunday, June 25, 2006

[BBC] East Timor PM 'willing to resign' 東ティモール首相に辞意あり

[BBC] 東ティモール首相に辞意あり

Original Article: BBC News
East Timor PM 'willing to resign'
Sunday, 25 June 2006, 03:32 GMT 04:32 UK
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/5114046.stm

東ティモール首相、マリ・アルカチリは所属政党が望めば辞任する心構えがあると語った。

与党フレティリン党の代表達は、今後の動向を話し合うために首都ディリに集まっている。

会合は元々土曜日に予定されていたが、首相への抗議デモのため延期を余儀なくされた。

アルカチリ氏は一時期アルカチリ氏が身を引かない限り辞任せざるを得ないと思われていたザナナ・グスマオ大統領との権力闘争に関与してきた。

3月以降、アルカチリ氏が軍隊の数百人をクビにした後の波状的な暴力と政治的混乱のために30名近くが死亡した。

アルカチリ氏は、大量殺戮を防ぐためならば辞任する用意があるとポルトガルの通信社ルサに土曜日語った。

大統領の逡巡

先週、グスマオ大統領はアルカチリ首相に、1999年の東ティモール独立以来最悪の暴挙の責をとって辞任することを要請する手紙を送った。

もし首相が辞任しなければ、グスマオ大統領は自身が辞任するかもしれないと言った。しかし金曜に開かれた集会は、大統領の続投を要望した。

グスマオ氏は広い支持を得ている元ゲリラ指導者で、ことによると東ティモールの政治指導者の中で唯一求心力を持った人物と言えるかもしれない。

それに対しアルカチリ首相は次第に不人気となった。多くの人が数千人が家を失うこととなった最近の治安の悪化を彼の責任であると考えている。

更に、彼には政敵を消すための暗殺部隊を集めるのを手助けした疑いを持たれた。この非難を彼は事実無根のものと否定したが、グスマオ大統領は彼の首相としての信任を汚す一助となったと語った。

現在は、それぞれを支持する軍や警察に端を発した複数の武力派閥があるとBBCのジョナサン・ヘッドは言う。

この条件下で国連はどうにか被害を受けた国組織の再建のための新たなミッションを開始しなければならない。

現段階での見通しは明るくないと本誌の特派員は語る。

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